群竹
むらたけ
名詞
標準
thick growth of bamboo
文例 · 用例
「群竹はそしらぬ顔で、何もなかつた顔をしてゐる。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
群竹が雪を落としたのである。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
此夕暮に、鶯なくも(家持――万葉巻十九)我が家のいさゝ群竹 吹く風の 音のかそけき、このゆふべかも(同)うら/\に照れる春日に、雲雀あがり、心かなしも。
— 折口信夫 『叙景詩の発生』 青空文庫
○わが宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも 〔巻十九・四二九一〕 大伴家持 同じく第二首である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
「いささ群竹」はいささかな竹林で、庭の一隅にこもって竹林があった趣である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
鹿持雅澄の古義では、「いささ群竹」を「いささかの群竹」とせずに、「五十竹葉群竹」と解し、また近時|沢瀉博士は「い笹群竹」と解し、「ゆざさの上に霜の降る夜を」(巻十・二三三六)の「ゆざさ」などの如く、「笹」のこととした。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
きむらたけしくんのおうちのちかくに、ふしぎなせいようかんがあって、そこにふしぎな人がすんでいました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
ところが、きむらたけしくんのおとうさんは、このふしぎな人とだいのなかよしだったので、林さんは、たけしくんのおうちへよくあそびにきました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
群竹の間を吹き抜ける風が、サラサラと心地よい音を奏でている。
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かぐや姫の物語のように、生い茂る群竹の中から光り輝く竹を探してみたくなる。
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鬱蒼とした群竹を切り拓いて、古い社へと続く細い参道を作った。
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