賄料
まかないりょう
名詞
標準
文例 · 用例
伊太利の帝室費は三百二十五萬圓にして、皇弟の賄料六萬圓、皇甥同四萬圓、其他國皇の巡狩費又は皇居建築營繕費等の如きは、別に國庫より出すと云ふ。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
出来るだけ材料をかけず、手をかけず、賄料理をしながら、彼女は種々考えた。
— 宮本百合子 『小村淡彩』 青空文庫
村で一番の月給取だよ」「その校長さんの月給では月謝丈けなら兎に角、寄宿の賄料までとなると迚も出し切れません」「矢っ張り楽じゃないかね?
— 佐々木邦 『村の成功者』 青空文庫
」「さあ」「言って御覧」「月謝と賄料で二十円」「それから?
— 佐々木邦 『村の成功者』 青空文庫
彼の炭と油とを含む賄料は、一ヶ月五ドル五十セントだとのことである。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
が他ならぬお通の方の姉でもあり、京都の生家へ対する義理もあるので、それとなく、表役人に云い含ませ、隅田川のお船見屋敷を住居に与えて、年千余石の賄料さえつけてくれた。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫