羊角
ようかく
名詞
標準
文例 · 用例
光は提灯の羊角を透るが雨ははね返される。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
呪師羊の角もて呪したがなかなか出で来ぬから、更に犢子の前に火を燃して呪するとその火蜂と化って蛇穴に入った黒蛇蜂に螫され痛みに堪えず、穴を出でしを羊角で抄うて呪師の前に置いた。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
正しく、アンドリウはネクターの在所をヘレナから教へられて、|羊角型の酒器の口からこれを飲み降すと、剣を引き抜いて櫓を昇つて行つた……。
— 牧野信一 『鬼の門』 青空文庫