いたずら小僧
いたずらこぞう
名詞
標準
mischievous boy
文例 · 用例
やがて、雨があがると、いたずら小僧がふたり、そこへやってきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
いたずら小僧どもは、そのそばを走りながら、手をたたいてよろこびました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
京子は気違いになってから、いたずら小僧かとぼけ婆さんのように、ばつの悪い時、よく空寝をやるようになった。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
その頃には庭の大きい柿の実もだんだん紅らんで、近所のいたずら小僧が塀越しに竹竿を突っ込むこともあったが、阿母さんは例の「誰だい」を呶鳴る元気もなかった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
いたずら小僧はそのあとをつけていって、わざと犬をけしかける者もあった。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
それはかのいたずら小僧であることを半七もすぐ覚った。
— 柳原堤の女 『半七捕物帳』 青空文庫
おまえは先月、あの喜平と大工の勝次郎とが清水山へ行く相談をしている時に、誰にたのまれて仕事場の材木を倒した」 さすがのいたずら小僧も俄かに顔の色かえて、唖のように黙ってしまった。
— 柳原堤の女 『半七捕物帳』 青空文庫
前田はクルリとその友達の方に向き直ると、いたずら小僧のように片っ方の目をパチパチとした。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
作例 · 標準
その町には有名ないたずら小僧がいると聞いた。
いたずら小僧の悪戯は近所の人を困らせていた。
いたずら小僧の笑顔には悪気がないようだ。
あのいたずら小僧は長じて優秀な大人になった。