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露支

ろし
名詞
1
標準
文例 · 用例
ガロンはロシア人共産党員とともに上海に入ると、直に大馬路の一隅で露支共産会合が開かれ、赤衛軍の決死隊が組織され、党員徽章が配付されると労農領事館には青天白日旗とソビエット・ロシアの聯邦旗が交錯して掲げられた。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
反|蒋介石派の激化と、東支鉄にからんだ露支間の葛藤、南京政府の幣制の改革にたいする商人の思惑は、対支商談におけるワシントン政府の経済政策が、帝国主義戦争の一つの徴として、ワシントン当局者のからくりによって時局が平穏のうちに解決されると、南京政府は中央銀行を設け、上海造幣|厰を開いた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
夏、彼等は、歩兵隊と共に、露支国境の近くへ移って行った。
黒島傳治 雪のシベリア 青空文庫
朝鮮其者ノ歴史ガ示ス如ク、又清國ガ此レヲ屬國トセンガ爲ニ起リタル日清戰爭、及ビ滿洲ニ來タレル露西亞ガ其ヲ侵略セントセシガタメニ破レタル日露戰爭ニ示ス如ク、其ノ亡國タルベキ内外呼應ノ原因ハ統治者ガ日本タラザル時ハ露支兩國ノ焉レカナリシハ明白ナリ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
今こそ露支合弁の鉄道であるが、日露戦争前に露国帝政の東方侵畧主義から経営せられたものだけに、此街には露式の建物が多い。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
住んでゐるのは皆白露系で、今は余義なく赤露に属してゐるが、露支の勢力が反対になつて以来、支那官憲の圧迫が露骨なので、すべて見窄らしい生活をしてゐる。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
健気に踏み止まつてゐる日本の百貨店も一軒あるが、日本人は此処でも露支両商に挟撃せられて競争に堪へないらしい。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
街は夕方に向つて散歩する露支人の雑沓を増し、露西亜娘が辻辻でリラや「ねぢあやめ」の花を売り、支那の少年が砂糖煮の山査子を売るのに客を呼んでゐる。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫