総構え
そうがまえ
名詞
標準
outermost enclosure of a castle or fortress (including the town around it)
文例 · 用例
こちらの屋敷は総構え八千坪ばかりで、邸内にはまだ斧を入れたことのない森や、高さ五十尺に及ぶ築山があり、遠く鬼怒川から引いて来る水で、大きな泉池が造られてあった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
そのとき、城の総構えが、ぱっと硝煙を吐いた。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
総構えに拠っている甲冑のむらがりは、茫然と、この一箇の振舞いに気をのまれていた、――また、利家父子の姿も、ほとんど時をひとつに、彼方から駈けて来た。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
夕方までには、外廓の総構えも悉く破られて、城壁を隔つことわずか十五間か二十間の近くまで満地すべてこれ羽柴勢の甲冑となっていた。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
江戸城の総構えは、外濠を含め広大な範囲に及んでいた。
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この城は、総構えによって敵の侵入を困難にしていた。
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総構えの内側には、武家屋敷や町人の住居が広がっていた。
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