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間の戸

あいのと
名詞
1
標準
door between the rooms
文例 · 用例
服は着たるばかりなりと覚しく、手にて皺を熨すように撫で、埃を払うように叩きつつ、寝間の戸を開けて登場。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
俺の仲間の戸塚をどうしたんか」「戸塚は自分で辷って落ちたんだ」「……嘘|吐け……」「退けと云うたら退け……」 中野学士は相手が自分を殺すような乱暴者でない事を確信していたらしい。
夢野久作 オンチ 青空文庫
間の戸が閉まってはいましたが、鍵はかかっておらず、患者を中に入れた手伝いの者は新入りの少年で、飲み込みが悪いのです。
THE RESIDENT PATIENT 患者兼同居人 青空文庫
とつおいつする折しも、この挾き間の戸ざしに手を掛くる如き音したれば、覺えず窓縁をすべりおちて、石垣づたひに地に墜ちぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
父在りし日さへ月謝の支出の血を絞るばかりに苦き痩世帯なりけるを、当時彼なほ十五歳ながら間の戸主は学ぶに先ちて食ふべき急に迫られぬ。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
降りるのを待ちかねて、与次郎は美禰子を西洋間の戸口の所へ連れて来た。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
何だか汗ばんだやうに暑くろしくなつたおくみは、茶の間の戸棚を開けて、買つときのお菓子の鑵を出すのに、櫺子から来るそよ/\した風が、襟足のあたりに小嬉しいやうであつた。
鈴木三重吉 桑の実 青空文庫
代助も玄関迄送つて出たが、又引き返して客間の戸を開けて中へ這入つた。
夏目漱石 それから 青空文庫
作例 · 標準
例句