製鉄所
せいてつじょ異読 せいてつしょ
名詞
標準
ironworks
文例 · 用例
航海の未来 近頃英国の製鉄所で所長のサー・ヒュー・ベル氏が愉快な未来記めいた演説をやった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
製鉄所も、化学工場も、肥料会社も――そして、そこに働いている労働者が――戦争のために使われる。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
製鉄所の煙突と煤煙とを鑑賞する。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
中央に立って歩いて来るのは、この製鉄所切っての怪力の持主で、名前は又野末吉、綽名をオンチという古参の火夫であった。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
そこへ又けたたましく電話がかかったので、田原警部が剣を釣りながら聞いてみると、今度は製鉄所の事務室から三好という職工が掛けたものであった。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
製鉄所の公会堂で武道試合を見ている筈だから……多分、非常召集になるだろう。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
製鉄所の裏門から銀行へ行って、製鉄所の資金の一部と、職工の俸給の全部を受取った西村は、札束の全部を、いつもの通りに黒ズックの鞄へ入れて、いつもの通りに銀行の前から人力車に乗って製鉄所の裏門の前まで来た。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
新聞では盛んに書き立てた……白昼の製鉄所構内で衆人環視の中に行われた、天魔の如く大胆なる殺人強盗……犯人は大地に消え込んだか……実見者又野末吉氏談……前代未聞の怪事件なぞと……殊に後頭部を粉砕されながらも勇敢に抵抗した西村会計部員の奇蹟的な気強さを、製鉄所長と医学博士の談話入りで賞讃した。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
作例 · 標準
遠くからでも、その巨大な製鉄所の煙突が見えた。
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彼は高校を卒業後、地元の製鉄所で働き始めた。
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製鉄所の夜勤は、灼熱の炉の前での過酷な作業だ。
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