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廃太子

はいたいし
名詞
1
標準
文例 · 用例
此物忌みに堪へなかつた方々に、幾柱かの廃太子がある。
折口信夫 貴種誕生と産湯の信仰と 青空文庫
三 平城天皇の性格平城天皇が、廃太子の東宮大夫であつた家持と、どうした交渉があつたかは、想像する事は出来ぬ。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
廃太子道祖王、黄文王、安宿王、橘奈良麿、大伴古麿、小野東人らが皇太子と押勝暗殺のクー・デタを企んでゐるといふのであつた。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
そこで彼等は拷問せられて、廃太子道祖王、黄文王は杖に打たれて悶死をとげ、古麿と東人も拷問に死んだ。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
真如は廃太子|高岳親王の僧名です。
飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
しかし、廃太子の真如がヒダへ行って千光寺をつくる前に皇太子恒貞親王のムホンに連座してヒダへ左遷された橘末茂がおります。
飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
ところが死んだ嵯峨上皇はかつて自ら高岳親王真如を廃太子にしているし、おまけにちょッと前に淳仁上皇の死を送ったばかりで、ここ何代というものは誰の代も例外なしに皇太子のムホンだなんだと廃太子つづきである。
飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
そして、ずいぶん長くヒダにとどまって、官位も上っていますが、廃太子高岳親王真如が千光寺を建てるに至ったのも、それとレンラクあってだと考える余地はありそうです。
飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫