巡洋
じゅんよう
名詞
標準
文例 · 用例
その夜は湾内に快速巡洋艦アメリカ号が投錨した夜なので、女達の首にはたくましいヤンキーの水兵の腕がからんでいた。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
「青島には巡洋艦が一隻と、駆逐艦が四隻も碇泊してるのよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
二十九隻の巡洋艦、二十五隻の砲艦が、だんだんだんだん飛びあがりました。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
偵察すればロシヤ、グロンボイ、リュウリックの三巡洋艦にして此の時既に我が友船泉丸は撃破せられ左渡又同じ運命に陥入らんとしつつあり」 突然に機関銃の音、 一同はッとなる。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
第七回 印度洋の海賊水雷驅逐艦か巡洋艦か――昔の海賊と今の海賊――海底潜水器――探海電燈――白馬の如き立浪――海底淺き處――大衝突 私が一心に見詰めて居る間に、右舷に緑燈、左舷に紅燈、甲板より二十|尺以上高き前檣に閃々たる白色燈を掲げたる一隻の船は、印度洋の闇黒を縫ふてだん/″\と接近して來た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
今の世に、かくも驚く可き速力をもつて居る船は、水雷驅逐艦か、水雷巡洋艦の他はあるまい、あの燈光の主體は果して軍艦の種類であらうか。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』『軍艦にしても、あんなに速い船脚は新式巡洋艦か、水雷驅逐艦の他はあるまい。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
第二十五回 白色巡洋艦大陸の影――矢の如く空中を飛走した――ポツンと白い物――海鳥の群――「ガーフ」の軍艦旗――や、や、あの旗は!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫