来志
らいし
名詞
標準
文例 · 用例
元来志村は自分よりか歳も兄、級も一年上であったが、自分は学力優等というので自分のいる級と志村のいる級とを同時にやるべく校長から特別の処置をせられるので自然志村は自分の競争者となっていた。
— 国木田独歩 『画の悲み』 青空文庫
京セラ、稲盛との出会いが生んだ二つの未来志向マシン開発計画 ファーストクラスの大きな座席から身を乗り出すようにして、メモ用紙にスケッチしたディスプレイの中にいくつもウインドウを書き入れ、アイコンの役割やマウスを使った操作の利点を熱を込めて語り続ける西和彦を、稲盛和夫は唇を固く結んで見守り続けていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
前年の秋、京都セラミツクの稲盛和夫と西和彦とのファーストクラス客室内における出会いは、二つの未来志向マシンの開発プロジェクトに結びついた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
第二部 第六章 魂の兄弟、日電版アルト開発計画に集う一九八三 PC-100の早すぎた誕生と死 一九八二(昭和五十七)年五月、西和彦が持ち込んだ二つの未来志向のプロジェクトを、日本電気は六月に入ってすぐに正式に受け入れた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
元來志村は自分よりか歳も兄、級も一|年上であつたが、自分は學力優等といふので自分の居る級と志村の居る級とを同時にやるべく校長から特別の處置をせられるので自然志村は自分の競爭者となつて居た。
— 国木田独歩 『畫の悲み』 青空文庫
この數年來志田義秀さんの研究で、芭蕉の作物に嘘のあることが大きくうつし出されて來た。
— 折口信夫 『文學に於ける虚構』 青空文庫
觀想そのものの本來志向する所より言へば、これは克服さるべき事態である。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
しかしながら、その批判は理解としてのそれ、言ひ換へれば、事柄そのものより、即ちこの場合不死性そのものの本質より、それの本來志向する所意味する所より、する批判でなければならぬであらう。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫