シトロン
シトロン
名詞
標準
citron (Citrus medica)
文例 · 用例
山の中で、雪を売るということが、一方の室で、シトロンやミルクキャラメルを売っているのに対して、いかにも原始的で、室でやりそうな商いではないか。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
飲食も、コーヒー、シトロン、紅茶などの近代的芳香の飲料と、阿倍川もち、力もち、葛湯、麦粉などの中世的粗野なる甘味が供給される。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
勝手に頂戴いたしますから」かの女はなおもシトロンの壜の口をあけて、コップの口に臨ませて来る夫人を軽く手で制してそう云った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
何ぞ、シトロンかサイダアでもめしあがりますか。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
まことに赤いシトロンと草の緑は天幕の内部を明るくする。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」 それからシトロンを一本あけてもらったが、また金は払わずに飛び出す私を私は見出した。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
奥では燻製の鰊や、蟹の鑵詰の鑵や、シトロン、麦酒の瓶などが、売品として、二、三の卓上に飾り立ててもあった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
夢の中でも、私は、強情な植物共の蔓を引張り、蕁麻の棘に悩まされ、シトロンの針に突かれ、蜂には火の様に螫され続ける。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
作例 · 標準
シトロンは、大きな実をつける柑橘類の一種で、香りが非常に良い。
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フランス菓子には、シトロンの砂糖漬けがよく使われる。
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このジャムは、シトロンの皮をたっぷり使って作られている。
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標準
lemon soda
作例 · 標準
暑い夏の日には、冷たいシトロンが最高だ。
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彼は食堂でランチと一緒にシトロンを注文した。
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「ねえ、シトロンもう一本いる?」と彼女が尋ねた。
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ウィキペディア
シトロン は、ミカン科ミカン属の常緑低木樹。漢名は枸櫞(くえん)。マルブッシュカン(丸仏手柑)、マルブシュカンともいう。レモンと類縁関係にある。ミカン科の常緑小高木。レモンと似ているが葉や果実がより大きく、香りもより強い。ブッシュカンの日本在来種で、九州南部の海岸地帯で栽培。寒さに弱く、耐寒性指標は10である。枝にとげがあり、葉は楕円形。花は薄紫色。果実は長卵形でひだがあり、鮮黄色の広楕円形で冬に熟す。酸味が強く生食できない。果実は砂糖煮、果汁は飲料、果皮や葉は香料にし、またクエン酸をとる。
出典: シトロン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0