社祠
しゃし
名詞
標準
文例 · 用例
「で、もし、神様が、労働者でもなく、便所にもいなかったら、おれは、とても上陸して寺院や社祠などへ、のそのそさがしになんぞ出かけてはいられないんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
南正重が天を司どり、火正黎が地を司どり、共工氏の子の句龍が死して社祠と爲り、烈山氏の柱が死して稷祠と爲り、舜の時には上帝・六宗の思想が發達し、高山大川をも祭り、羣神をも認むるに及んだ。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
印度の大地も、婆羅門の社祠も、学者たちの墓跡も、タミル族の民族精神も、女給に出ているその娘どもも、彼女らの美しい yoni も、いまはすっかり、じつにすっかり英吉利旦那の「文明履物」によって、見るも無残に踏みにじられていることは、何とあっても吠陀のよろこびたまわぬところだ。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫