こぼし屋
こぼしや
名詞
標準
grump
文例 · 用例
でも、それも、不景気で、こぼし屋の引取手もなしに、暴風雨で潰れたのが、家の骸骨のように路端に倒れていますわ。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
おやぢは、何か君にこぼしやしないかい。
— 岸田國士 『村で一番の栗の木(五場)』 青空文庫
こうして念には念を入れて公平を期するよう努力はしているけれど、それでも目こぼしや不行き届きがあるもので、あなた方から見れば定めし不平も不満もあるでしょう。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
あの樣子では、お柳さんも何時どんなことで、食ひ合せか中毒でコロリと死ぬかも知れないと近所中の噂ですよ」「――」「隱居は毎日泣いて居た相ですが、誰にも逢はせないから、愚痴のこぼしやうも無かつたでせう。
— 猫の首環 『錢形平次捕物控』 青空文庫
あいつときたら、あいつはお梶お母さんのたった一人の実子のくせに母親が死んだって悲しむどころか、全く涙ひとつ、こぼしやしないんだからな。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
彼の隣の席に座ったのは、有名なこぼし屋の評論家だった。
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「あいつ、いつも文句ばっかり言ってて、まさしくこぼし屋だな。」
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こぼし屋がSNSで不満をぶちまけたところ、多くの共感を集めた。
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