迷探偵
めいたんてい
名詞
標準
inept detective
文例 · 用例
金箔付の迷探偵が一人出来上った。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
だが奇賊烏啼天駆にいわせると、袋猫々なる迷探偵などは歯牙にもかけていないそうで、袋めは奇賊烏啼を捕えて絞首台へ送ってみせると日頃から宣伝を怠らず、その実一度だって捕えたこともなく、つまりは袋探偵は余輩天駆の名声に便乗し虚名をほしいままにしているのだとある。
— 烏啼天駆シリーズ・1 『奇賊は支払う』 青空文庫
フィロ・ヴァンスなる迷探偵が何かにつけて低脳そのものゝ智者ぶりを発揮する。
— 坂口安吾 『探偵小説を截る』 青空文庫
つまり一方にマカ不思議な超人的迷探偵が思い入れよろしく低脳ぶりを発揮し、一方にそれと対してあまりにもナンセンスなバカ探偵が現れて、わかりきったクダラヌ問答をくりかえす。
— 坂口安吾 『探偵小説を截る』 青空文庫
めいたんていは、ひこうきでもヘリコプターでも、そうじゅうできるのです。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
めいたんていあけちこごろうと、じょしゅの小林しょうねんは、林さんのへやにはいって、あたりを見まわしました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自信満々に推理を披露したが、すべて的外れで迷探偵ぶりを露呈した。
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「名探偵どころか、ただの迷探偵じゃないか」と、助手に呆れられてしまった。
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迷探偵が巻き起こすドタバタ劇を描いたコメディ映画が、大ヒットしている。
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