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諷誦

ふうじゅ異読 ふうしょう・ふじゅ
名詞動詞-サ変
1
標準
reciting
文例 · 用例
寂心は長保四年の十月に眠るが如く此世を去ったが、其の四十九日に当って、道長が布施を為し、其|諷誦文を大江匡衡が作っている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
(合掌しつつ和歌を口ずさむ)あひがたき教へを受けて渇仰の、  かうべはこゝに残りこそすれ』(衆僧経の諷誦の声にて、舞台一同合掌礼拝。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
水を堰き流木を整理してゐる、“や”と呼ぶさうな、路傍の石仏を昔から在つたまゝにコンクリートの壁をわざ/\拵らへて祀つてある、うれしい心づかひである、私も立ちどまつて心経一巻諷誦する。
昭和十四年 旅日記 青空文庫
それが更に、短歌分化の根本律たる末句反乱の癖の再現した為に、最後に添加せられた7の囃し乱めの力がはたらきかけて「575・777」と言つた諷誦様式を立てさせた。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
さうして、尚行はれてゐる短歌の古い諷誦法「57・5・77」型の口拍子が、却つて旋頭歌の上に移つて来て「57・7・57・7」又は「57・7・577」或は「57・75・77」となり、遂には「5・77・577」と言つた句法まで出来て行つた。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
列座具通の幽愁の諷誦が、既に意識せられて居た抒情発想の烈しさを静め、普遍の誇張から、自己の観照に向はせて居た。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
片哥調は稍速めて謡へば、短歌の音数をも諷誦することが出来た。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
氏上として諷誦の責任のあつた前代の奏寿其他の天子を対象とする呪言、氏人に宣る神言などは、新作を以てする様になつても、特別の心構へを以てせねばならなかつた。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
作例 · 標準
お経の諷誦が寺院に響き渡り、厳かな雰囲気に包まれた。
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彼は古い詩歌を諳んじて諷誦し、聴衆を魅了した。
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禅寺では、毎朝の座禅の後、経典の諷誦が行われる。
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