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名詞
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標準
文例 · 用例
即ち例えば、ソクラテスが韻文修辞の練習として、獄中で書いたと言われるイソップ物語の押韻訳や、アリストテレスが書いたと言われる、同じ押韻の哲学論理や、或は我が国等によく見る道徳処世の教訓歌、学生が地理歴史の記に便する和歌等のものである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
またかの鉄道唱歌とか、地理の誦のためにされた新体詩とか、道徳や処世の教訓にされる和歌の類とかも、同様に形式上のみの韻文であって、実質上から詩というべく適切でない。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
前にあげた他の例、即ち鉄道唱歌や、地理記唱歌や、和歌俳句の形式による古来の処世訓、道徳訓の類も同じである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
僕はすつかり、君の小曲を誦してしまつた。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
まへにも何囘となく言つて言ひ馴れてゐるやうな誦口調であつて、文章にすればいくらか熱のある言葉のやうにもみえるが實際は、れいの嗄れた陰氣くさい低聲でもつてさらさら言ひ流してゐるだけのことなのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
いつも同じ教材ゆえ、たいてい誦して居ります。
太宰治 創生記 青空文庫
あなたの小説を、にっぽん一だと申して、幾度となく繰り返し繰り返し拝読して居る様子で、貴作、ロマネスクは、すでに誦できる程度に修行したとか申して居たのに。
太宰治 虚構の春 青空文庫
私、小学生のころ、学芸大会に、鎌倉名所の朗読したことがございまして、その折、練習に練習を重ねて、ほとんど誦できるくらいになってしまいました。
太宰治 虚構の春 青空文庫