休み茶屋
やすみぢゃや異読 やすみじゃや
名詞
標準
wayside teahouse
文例 · 用例
一合から一合五|勺の休み茶屋、そこを出ると、雲の海は下になって、天子ヶ岳の一脈、その次に早川連巓の一線、最後に赤石山系の大屏風が、立て列なっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それから、江戸時代の神社仏閣の御手洗にかけてある奉納手ぬぐいを、至るところの休み茶屋や、室で見ることである。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それで僕が上野に行くと、あの竹の臺の休み茶屋でラムネを飮む。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
山の中腹の休み茶屋で、砂糖の少し入つた玉露水を飮んだ。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
実は熱海の駅で汽車を待っているあいだに、休み茶屋へ飛び込んで、ビール一本と何だかの罎詰一本、まさかに喇叭は遣らないけれども、息もつかずにぐっと聞こし召して、その勢いで猛烈に、かかる山路へ突貫して来たのよ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
そこで瀧見臺より少し下つて、休み茶屋のあるところから谷底へと下りた。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
三 このあいだ僕が道連れになった青年は、この川沿いのKB村の勝田良次という男で、本来は農家であるが、店では少しばかりの荒物を売り、その傍らには店のさきに二脚ほどの床几をならべて、駄菓子や果物やパンなどを食わせる休み茶屋のようなこともしているのだ。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
「いっそ農一方でやっていく方がいいのですが、祖父の代から荒物屋だの休み茶屋だの、いろいろの片商売をはじめたので、今さら止めるわけにも行かず、却ってうるさくて困ります。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
作例 · 標準
山登りの途中、景色の良い場所に建つ休み茶屋で一服した。
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古い街道沿いには、旅人のための休み茶屋が点々と残っている。
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「ここで少し休み茶屋に立ち寄って、甘酒でも飲んで一息入れよう。」
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