生研
せいけん
名詞
標準
文例 · 用例
と、こう考え詰めて見ると、私の人生研究は詰り若い女の研究に帰着する。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
五十六 私がお糸さんに接近する目的は人生研究の為で、表面上性慾問題とは関係はなかった。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
私は人生研究の為お糸さんに接近しようと思ったのだけれど、接近しようとすると、忽ち妙なハメになって、二番さんだの八番さんだのという番号附けになってる俗物共の競争圏内に不覚捲込まれて了った。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
わたくしは、ただ、人生研究に憂身を※す一介の徒弟でありました。
— 岸田國士 『サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて』 青空文庫
彼は仏教の学者になって、一生研究に没入したいと思い、特に西洋へ渡って、日本ではまだ未開拓の梵語やパリー語を学び、原典について究理したいと欲していたのだそうだ。
— その九 覆面屋敷 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
ゲイレック博士は阿弗利加におけるゴリラの解剖と生態生研究だけで、もはや立派な大学者なのだ!
— 橘外男 『令嬢エミーラの日記』 青空文庫
1855年にコッホはベルリン大学の衛生学教授および衛生研究所長に任じられた。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
即ち、学者は一生研究していても、到底自分の家を持つことは出来ない、せめてとくに優れた研究をした学者には、家くらいは建てさせようというので、千円と賞金額がきまったというのである。
— 中谷宇吉郎 『八戒に遭った話』 青空文庫