もろ肌
もろはだ異読 りょうはだ
名詞多音語
標準
both bare shoulders
文例 · 用例
もろ肌ぬぎて、翼を負ひたる、あはれなる小兒等は、高卓の前に立ちて、神の使の歌をうたひて、行列の來るを待てり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
「さんぴん、よさねえなッ」 ダッと一躍、花道の上へ飛び上がると、パラリぬいだもろ肌いちめん、どくろ首の大|朱彫り!
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
もろ肌を脱いで石鹸で磨き上げた皮膚がぴかついて黒縮緬の羽織と反映している。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
ただは、おかんぞっ」「面白れえ」 蟇が、もろ肌を脱いで、守宮のように、玄関へ寝た。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
武蔵は、早速、裏へとびだして、もろ肌をぬぎ出した。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
静かに、もろ肌をぬぎ、短い刀の鞘を払った。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
石工でも土工でもない、四十がらみの色の黒いさむらいで、炎暑のために、もろ肌をぬぎ、白いさらしの襦袢も、汗と土でうす黒くよごしていた。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
……頼むから」 介三郎はもろ肌をぬいで、饅頭山のうえにのぼった。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は興奮して、もろ肌をあらわにした。
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夏の祭りでは、もろ肌姿で神輿を担ぐ男たちの熱気がすごい。
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風呂上がりの父は、いつももろ肌のままでくつろいでいた。
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