逐客
逐客
名詞
標準
文例 · 用例
ベアトリチエとの淨き戀、戰爭の間の苦、逐客となりてアルピイ山を踰えし旅の憂さ、異郷の鬼となりし哀さ、皆我詩中のものとなりぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
が、文明は我々を駆逐せんとして無言の逐客令を布いておる。
— 内田魯庵 『駆逐されんとする文人』 青空文庫
尾崎は重なる逐客の一人として、伯爵後藤の馬車を駆りて先輩知友に暇乞いしに廻ったが、尾行の警吏が俥を飛ばして追尾し来るを尻目に掛けつつ「我は既に大臣となれり」と傲語したのは最も痛快なる幕切れとして当時の青年に歓呼された。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
第二は逐客事件である。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
この時楚人の李斯は上書して、逐客の利少く害多きを述べ、「泰山不讓土壤。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
故能就其深」の名句を陳ねたから、始皇は之に動かされ、已に歸國の途中に在つた李斯を召還して、逐客の令を撤囘したことがある。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
中島信行、片岡謙吉、中江篤介、尾崎行雄等知名者、逐客の中に在り。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
逐客工夫、只是克己、只是復禮。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫