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松房

マツブサ異読 まつぶさ
名詞
1
標準
Schisandra repanda (climbing vine species)
文例 · 用例
夜が明けたように広々として、崖のはずれから高い処を、乗出して、城下を一人で、月の客と澄まして視めている物見の松の、ちょうど、赤い旗が飛移った、と、今見る処に、五日頃の月が出て蒼白い中に、松の樹はお前、大蟹が海松房を引被いて山へ這出た形に、しっとりと濡れて薄靄が絡っている。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
はかりなき千尋の底の海松房の生ひ行く末はわれのみぞ見ん 源氏がこう告げた時に、女王は、千尋ともいかでか知らん定めなく満ち干る潮ののどけからぬに と紙に書いていた。
源氏物語 青空文庫
」 三十分するかしないうちに、海松房模様の絵羽の羽織を着た葉子が、廊縁の籐椅子にかけて、煙草をふかしている彼のすぐ目の下の庭を通って、上がって来た。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
又は折ふし海べに下り立つて、すなどらうと思ふ時も、海松房ほどな髯の垂れた顋をひたと砂につけて、ある程の水を一吸ひ吸へば、鯛も鰹も尾鰭をふるうて、ざはざはと口へ流れこんだ。
芥川龍之介 きりしとほろ上人伝 青空文庫
抑今日、炭釜息僧般若寺文殊院、坂上息源松房参申、為五人衆方子‐細‐嘆‐申‐入、此題目成下様。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
作例 · 標準
マツブサの赤い実が、秋の山道を彩っていた。
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薬用植物としても知られるマツブサは、滋養強壮に良いとされる。
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マツブサのつるが、他の木に絡みつくように伸びていた。
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