板唐戸
いたからど
名詞
標準
door made of one or several wooden planks and no door framework
文例 · 用例
その時一つの室に若い男と女とが夜中かたまり合っていたからどうだ、というふうなことを思う人は、もう今はいない。
— 宮本百合子 『社会生活の純潔性』 青空文庫
三月も寝ていたからどうかしらと心配しましたが、寝ていたのでお腹の中が新しくなったせいか、今までの三倍の声が出るようになり、私自身も大変嬉しかったし、マネージャーのルサルディと付添いのエリザが大変喜んでくれました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
当時私がこの吉本の寄席で連夜勉強していたならばもう少し早く噺の呼吸も身についていたろうが(吉本以外に席らしい席はまったくなかったからだ)俺はよんどころなく出演しているが、お前は決して決してあんなところへ出てはいけない、始終圓馬がこう私を戒めていたからどうつてを求めて出させてもらおうすべもなかった。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
チェホフが、オリガ・クニッペルに与えた手紙もクニッペルはヤルタにいられなくていつもレーニングラードやモスク※にいたからどっさりあって、いろいろ芸術上有益なこともかかれています。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
どれほど世話になった恩人の子かは知らぬが、下らぬ心配をするものだと、可笑しく思ったが、初めて見る少年の頭布に私はすこぶる興味が湧いたからどういう風にそれを巻くのか見せて欲しいと言った。
— 橘外男 『ナリン殿下への回想』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の法堂の入り口には、重厚な造りの板唐戸が左右に据えられている。
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土蔵の入り口に吊られた分厚い板唐戸は、幾重にも塗り重ねられた漆によって守られている。
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「ふう、この板唐戸は見た目以上に重いですね」
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神社の脇門に古い板唐戸が残っており、往時の建築様式を今に伝えている。
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