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懐沙

ふところさ
名詞
1
標準
文例 · 用例
楚の屈原の憂憤を叙して、そのまさに汨羅に身を投ぜんとして作るところの懐沙之賦を長々と引用したとき、司馬遷にはその賦がどうしても己自身の作品のごとき気がしてしかたがなかった。
中島敦 李陵 青空文庫
かの戦国の時、楚の名士屈原が讒せられて放たるるや、「挙世皆濁れり、我独り清めり」と歎息し、江の浜にいたりて懐沙の賦を作り、石を抱いて汨羅に投ぜんとした。
新渡戸稲造 教育の目的 青空文庫
彼の戰國の時、楚の名士屈原が讒せられて放たるゝや、『擧世皆濁れり、我獨り清めり』と歎息し、江の濱にいたりて懷沙の賦を作り、石を抱いて汨羅に投ぜんとした。
新渡戸稻造 教育の目的 青空文庫