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底冷え

そこびえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
penetrating cold
文例 · 用例
底冷えして、路には大きい石ころがごろごろして、馬の糞だらけ。
太宰治 八十八夜 青空文庫
今夜もやはりそれで、無理に狩り出されて山の手から下町まで出かけて来たのであるが、あひにくに今日は昼間から陰つて底冷えがする。
岡本綺堂 赤い杭 青空文庫
何故ならば、もう世の中には冬がやって来ていて、大陸の夜気は可成り底冷えがしていましたから。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
世の中の合法というもののほうが、かえっておそろしく、(それには、底知れず強いものが予感せられます)そのからくりが不可解で、とてもその窓の無い、底冷えのする部屋には坐っておられず、外は非合法の海であっても、それに飛び込んで泳いで、やがて死に到るほうが、自分には、いっそ気楽のようでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
日本の冬も去って、三月は春ながらまだ底冷えが残っている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
妙に底冷えがして、おなかが痛くて困っていたら、私はまた外に出されて日の目を見る事が出来ました。
太宰治 貨幣 青空文庫
夏の朝の太陽が、意地悪に底冷えのする石の肌をほんのりと温め和めていた。
岡本かの子 かの女の朝 青空文庫
焙き出したばかりの暖炉の前で加奈子が土の底冷えをしみじみ床を通して感じた独逸の思い出である。
岡本かの子 豆腐買い 青空文庫
作例 · 標準
京都の冬は底冷えがするので、厚着が必要だ。
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体育館の床からの底冷えで、足元が冷え切った。
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山の朝は底冷えが厳しく、防寒対策が欠かせない。
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