総督府
そうとくふ
名詞
標準
government-general
文例 · 用例
それでこの際そういう家屋の存在を認容していた総督府当事者の責任を問うて、とがめ立てることもできないことはないかもしれないが、当事者の側から言わせるとまたいろいろ無理のない事情があって、この危険な土角造りの民家を全廃することはそう容易ではないらしい。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
何でも台北で病気をした時、総督府の病院へは行かないで、ないしょで土人の医者のところへ礼を厚うして診てもらいに行っていたとかで、同僚たちからすっかり愛想をつかされてしまったらしい。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
そんな奴はイクラ助けても帰順する奴じゃないけに、総督府の費用を節約するために、ワシの一存で片端から斬り棄る事にしておった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
林駒生はこれでも総督府の技師だ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
あとがきで教えられたところによれば、父親が台湾総督府の会計官吏となったために、祖母は小学校一年の時、島原から台湾に渡ったのだそうです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
総督府に調査部というのがあってね。
— 菊池寛 『祝盃』 青空文庫
「諸君、最う馬鹿にし給ふな、片岡禅吉は最早托鉢坊主ぢやないよ、明日辞令を請取れば台湾総督府の巡査片岡禅吉ぢや。
— 内田魯庵 『貧書生』 青空文庫
以前は、このギネタに、多島海|総督府があり、総督がいたそうな。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
作例 · 標準
植民地時代の総督府は、現在博物館として利用されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
総督府(そうとくふ)
政治的な総督府
- 本来の意味は、総督が政務を執る役所(府・植民地政府)のこと。
- 植民地や占領地を統治するために置かれた官庁。
- 戊辰戦争において新政府が戦争遂行のための本部として設置したもの。
- 日本が、いわゆる外地(共通法参照)に置いた官庁。行政権、立法権、司法権を独占していた。
- 朝鮮総督府
- 台湾総督府
- 関東総督府(後の関東都督府)
- 南洋庁(長官には一部立法権等の大きな権力があり、総督府に準ずる。)
- 樺太庁(共通法では内地として扱われたが、1943年まで勅令で立法上の特例措置が認められる等特殊な環境にあった。)
- 香港占領地総督部
- その他
- 東ローマ帝国
- ラヴェンナ総督府
- カルタゴ総督府
- ロシア帝国
- トルキスタン総督府
- ステップ総督府
- ナチス・ドイツ
- ポーランド総督府
- イギリス帝国
- ベンガル総督府
- インド総督府(現・インド大統領官邸)
- ルーマニア王国
- トランスニストリア総督府
その他
- 総督府 (掲示板) — 日本の匿名掲示板のひとつ。2ちゃんねる互換スクリプトを使用している。総督府
関連項目
出典: 総督府 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0