枯れ萱
かれかや
名詞
標準
文例 · 用例
隣べは日のあたるよと、萩も枯れ萱も枯れぬと、よろしよと、見つつぬくもる、吾が和ぎごころ。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
隣りべは日のあたるよと、萩も枯れ萱も枯れぬと、よろしよと、見つつぬくもる、吾が和ぎごころ。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
男女を埋めている枯れ萱の穂は、大きな波をゆり立てるばかりだった。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
そうかと思うと小舎ほどもある枯萱を「背負枠」で背負って山から帰って来ることもある。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
枯萱を刈って山を焼く。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
昼間は金毛の兎が遊んでいるように見える谿向こうの枯萱山が、夜になると黒ぐろとした畏怖に変わった。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
枯萱の裏むらさきの、ほのぬくみ、かがやく根には、あなあはれ、白きなづなの花も群れたる。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
枯萱の裏むらさきの、ほのぬくみ、かがやく根にはあなあはれ、白きなづなの花も群れたる。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫