曹白魚
ヒラ異読 ひら
名詞頻度ランク #36985 · 青空 0 例
標準
elongate ilisha (Ilisha elongata)
文例 · 用例
一平 近代の青年は全く暗い影のない、何というかツルツル滑った、そして危い程ヒラヒラしたとりとめのない程その場その場で動いて行く。
— 岡本かの子 『新時代女性問答』 青空文庫
これが「カヒラ」を経て「カシラ」になりうるのである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
お小夜尚も、T「けちな野郎達たァ交際い度かあ御座んせん」 ウヌッと抜き討ちに斬って来る主膳の刃をヒラリとかわしてお小夜、窓から屋根へ―― 屋根から木を伝って板塀を跳び下りて大地へつッ立った。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
団九郎心得て袍褞の儘、大悦びで、今しも殿様が、文六に金子を与えんとする時、 ヒラリと二階から、その中へ、とび下りた団九郎。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
それにしても、たとえば海門岳が昔は開聞でヒラキキと呼ばれ、ヒラキキ神社があるなどと言われるとちょっと迷わされるが、よくよく考えてみるとむしろカイモンが始めであろうとも考えられる節があり、千島のカイモンと同系と考えるほうがよさそうにも思われ、少なくも両方に同等の蓋然性がある。
— 寺田寅彦 『火山の名について』 青空文庫
藍色の空には、白く光る雲が、糸のように流れているばかり…………崖の下には、真青く、真白く渦捲きどよめく波の間を、遊び戯れているフカの尻尾やヒレが、時々ヒラヒラと見えているだけです。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
それから炭坑のトロ道が作る黒い投影の中を一散に走って、直方駅構内の貨物車の間を影のようにスリ抜けて、ほど近い日吉町の日吉旅館の裏手に来た青年は、素早く前後を見まわして、警戒のないのを見定めてから蔦蔓の一パイに茂り絡んだ煉瓦塀をヒラリと飛越えた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
当時、アメリカの民謡の曲を取った「ヒラ/\と連隊旗」という唱歌があったが、それを、もう一ぺんもじってこしらえたパロディーの戯歌がはやっていた。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
鮮魚店で新鮮なヒラを見つけたので、今夜は塩焼きにしよう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ヒラは淡白な味わいで、刺身にしても美味しい魚だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
漁師が沖でたくさんのヒラを捕獲したと報告があった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash