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皺む

しわむ
動詞
1
標準
文例 · 用例
刹那、かの驕りたる眼鼻ども胸かけて、生ぬるき埴の色ひと息に鏝の手に葬られ生きながら苦しむか、ひくひくとうち皺む壁の罅、今、暗き他界より凄きまで面変り、人と世を呪ふにか、すすりなき、うめきごゑ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
葉柄の腫れ上った三角形の葉は、水の面が皺む度に、たよたよと揺れ動いて、少しの落つきももたない。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
水泥なす闇き胸にも、常ひさの光の映や、――たゆげなる笑青じろに、沼ぞ皺む
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
けれども、もしも、まことのちからが、これらの中にあらわれるときは、すべてのおとろえるもの、しわむもの、さだめないもの、はかないもの、みなかぎりないいのちです。
宮沢賢治 めくらぶどうと虹 青空文庫
――浜人夫がタオ/\としわむ「歩板」を渡って、艀から荷降しをしていた。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
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