素建て
すだて
名詞
標準
external framing (of a building)
文例 · 用例
直に、じっと足袋を刺すだて。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
このお新の心やすだては、伊東へ着いて艀から陸へ上った時も変らなかった。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
後生ですから『奥さん』だけは廃して頂戴よ」 こころやすだてから出たこの御言葉は、言うに言われぬほど男の心を嬉しがらせたようでした。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
どうだね、そういう人でも一つ探して見る気に成ったら……」 半分は心やすだて、半分は串談のように、岸本はこんなことを言出して笑った。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
僧房の無聊を紛す贈答の歌が、心やすだてのからかひや、おどけに傾くのは、ありうちの事である。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
「心やすだてに無断で作業をはじめて相済まない。
— 坂口安吾 『中庸』 青空文庫
今日のことだつて蕗子さんに訊いてもらへば分ることだが、君だからこそ心やすだてに斯ういふ進言もするわけで、いくらなんだつて君に話しもしないうちに斯んな入れ知恵を秘密つぽく吹き込むものか。
— 坂口安吾 『雨宮紅庵』 青空文庫
何故、同じ屋根の下に住む程の心やすだては有乍ら、優しい言葉の一つも懸けて呉れないのであらう。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な木造建築では、素建て工法が用いられることがある。
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素建ては、柱や梁などの構造材を外部に露出させる建築様式だ。
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「この古い家、素建てだから、木の組み方がよく見えるね。」
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