曼民
曼民
名詞
標準
文例 · 用例
『吠神話の内容は、他の印度日耳曼民族の神話を、論ずるに際して、毫も絶対的標準とするに、足る可からず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
かくの如く、マックス、ミュラーは神話形成に対する、言語の勢力をはかること、甚だ過大に失し、暗夜の恐怖を追う光明の諸神は、人間の保護神なりとの信仰は、既に原始の印度日耳曼民族の間に、存じたりと論ずるも、此また一個の想像説に過ぎず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
唯印度日耳曼民族の区域内に限りて、この説を立つるの差あるのみ。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
曰く印度日耳曼民族が、未だ分離せざりし以前に於て、既に多少発達したる神話ありき。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
其説に曰く個々の印度日耳曼民族の祭祀並びに神話の間には、多くの類似と一致とあり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
思うに、印度民族、希臘民族、日耳曼民族等の、互に分離せし後、他より此祭祀と神話とを、採用したるものなる可く、而して其本源地は、盖し埃及或は小亜細亜の地方ならん。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
印度日耳曼民族も亦た、霊魂信仰の凡ての階級を示さざるに非ざるも、此と相並んで、或はその以上に、神の信仰を有す。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
天然の人格化の萠芽は、他の民族に見るを得ざるに非ざるも、その完全なる発達は、独り印度日耳曼民族に於てのみ、之を見るを得るなりと。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫