青梨
あおなし
名詞
標準
Harbin pear (Pyrus ussuriensis var. hondoensis)
文例 · 用例
枝にある仏蘭西の青梨は薄紅く色づいたのが沢山生り下っていたばかりでは無く、どうかすると熟した果実は秋風に揺れて、まるで石でも落ちるように彼の足許へ落ちるのもあった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
青梨水よりしづかな、しづかな葉がくれの、曇れる野の色につやつやした風のふるるところを愛せよその颯とした新らしい匂ひとそのささやかな梨の實の午前中の青い孤獨が靜かな汝の眉の上に畫のやうに懸かるところに立つて。
— 佐藤惣之助 『季節の馬車』 青空文庫
私の家には、群馬郡清里村大字青梨に親戚がある。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
青梨は、私の村から一里半ばかり北方の榛名山の裾にあり、わが村から指してこの方面を上郷といい、岡場とも称した。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
青梨の親戚から、時折り私と同年輩の子供が客にくる。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
青梨の子供は、それをいわれるのをひどく嫌ったものである。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
そのわけは、青梨は山の麓であるから稲田がなくて、畑や開墾地を耕作する地方だから、粟と稗を常食にしている。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
青梨の子供が、着物を脱ぎはじめると、おいおい君、おいおい君、抱き石をやろうかと、また悪まれ口を叩く。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
作例 · 標準
最新の技術革新により製品性能が向上した。
研究チームは新しい発見に成功した。
理論的な検証が実施されている。
科学的な方法論に基づいた実験を行う。