ヌル
ヌル異読 ナル
名詞頻度ランク #43964 · 青空 14 例
標準
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文例 · 用例
並ハズレテ、タクマシキガ故ニ、死ナズ在リヌル。
— 太宰治 『ア、秋』 青空文庫
秀吉、家康は勿論の事、政宗にせよ、氏郷にせよ、少し前の謙信にせよ、信玄にせよ、天下麻の如くに乱れて、馬烟や鬨の声、金鼓の乱調子、焔硝の香、鉄と火の世の中に生れて来た勝れた魂魄はナマヌルな魂魄では無い、皆いずれも火の玉だましいだ、炎々烈々として已むに已まれぬ猛※を噴き出し白光を迸発させているのだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
所謂「たぎり切った人」である、ナマヌルな奴では無い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
ナマヌル魂の木村父子は旅の卦の文に所謂鳥其巣を焚かれた旅烏、バカアバカアと自ら鳴くよりほか無くて、何共せん方ないから、自分が援助するつもりで来た成合平左衛門に却て援けられる形となって、佐沼の城へ父子共|立籠ることになった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
主人利家に取っては自分の支持をするものが一人でも多いのが宜い訳だから、子息達も立派な大名である故同座させた方が万事に都合が好いのだが、そこは又左衛門利家そんなナマヌル魂では無い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
ところが、此の落英の落の字が厄介で、菊ははら/\と落ちるものではないから、落は先日某君から質問された「チヌル」の事に関係のある落成の落の字と見なして、落英は即ち咲いた花だといふ説もあるが、何だかおちつきの悪い解ではある。
— 幸田露伴 『菊 食物としての』 青空文庫
足許でヌルヌルする粘土、どうしても抜けない根、恐ろしい暑さ、突然の微風、近くの森から聞える鳥の声、誰かがふざけて私の名を呼ぶ声、笑声、口笛の合図…………大体、昼の生活を夢の中で、もう一ぺん、し直すのである。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
「耶蘇教の婚礼なんてナンチいう、フウタラ、ヌルイ(風多羅緩い?
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
データベースでデータが見つからない場合、その値はヌルとなる。
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プログラミングにおいて、ヌルは「何もない」状態を示す特別な値だ。
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検索結果がヌルだったため、ユーザーはもう一度検索条件を見直した。
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