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かなぐる

かなぐる
動詞-四段-ラ行-古典動詞-他動詞
1
標準
to pull out roughly
文例 · 用例
)という時たちまち犯すべからざる者になったから、私は口をつぐむと、婦人は、匙を投げて衣の塵を払うている馬の前足の下に小さな親仁を見向いて、(しょうがないねえ、)といいながら、かなぐるようにして、その細帯を解きかけた、片端が土へ引こうとするのを、掻取ってちょいと猶予う。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
)といふ時忽ち犯すべからざる者になつたから、私は口をつぐむと、婦人は、匙を投げて衣の塵を払ふて居る馬の前足の下に小さな親仁を見向いて、(為様がないねえ、)といひながら、かなぐるやうにして、其の細帯を解きかけた、片端が土へ引かうとするのを、掻取つて一寸猶予ふ。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
「貴様のような奸物はなぐらなくっちゃ、答えないんだ」とぽかぽかなぐる
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
「近頃|大分大きくなったのさ」と自慢そうに頭をぽかぽかなぐる
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
作例 · 標準
男は邪魔な藪を力任せにかなぐり捨てながら、道なき道を進んでいった。
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「うっとうしい!」彼女は肩に掛かった重いコートをかなぐり、そのまま走り出した。
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長年守り続けてきた伝統やプライドをかなぐり捨ててでも、彼は生き残る道を選んだ。
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泥棒は隠し持っていた包みを乱暴にかなぐり、中身を確認し始めた。
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