霊或
れいある
名詞
標準
文例 · 用例
然らば其髯籠の本意は如何と言ふと、地祇・精霊或は一旦標山に招ぎ降した天神などこそ、地上に立てた所謂|一本薄(郷土研究二の四)、さては川戸のさゝら荻にも、榊葉にも、木綿しでにも、樒の一つ花(一本花とも)の類にも惹かれよつたであらうが、青空のそきへより降り来る神に至つては、必何かの目標を要した筈である。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
天皇のおつしやる御言葉が、精霊或は、精霊から成り上りの神に対して、高いものから、低い者に云ひ下す言葉になるのは、当然であつた。
— 折口信夫 『呪詞及び祝詞』 青空文庫