小徳
しょうとく
名詞
標準
文例 · 用例
小徳利のように下ぶくれの鼻からは鼻毛がツンツンと突出て土堤のように盛上った上唇を衝き、そして下唇は上唇に覆われて縮みあがっているのを無理矢理に武張ろうとして絶間なくゴムのように伸したがっていた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
小徳利のやうに下ぶくれの鼻からは鼻毛がツンツンと突出て土堤のやうに盛上つた上唇を衝き、そして下唇は上唇に覆はれて縮みあがつてゐるのを無理矢理に武張らうとして絶間なくゴムのやうに伸したがつてゐた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
――「大徳が軌道をはずれていなければ、小徳は多少の出入りがあっても、さしてとがむべきではない。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
」○ 大徳は五倫五常といつたような道徳の大本になるもの、小徳は坐作進退の如きものを指すであろう。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
将又券番、暖簾等ノ芸妓ニ於テハ先ヅ小梅、才蔵、松吉、梅吉、房吉、増吉、鈴八、小勝、小蝶、小徳|們、凡四十有余名アリ。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
倭王遣小徳阿輩臺、從數百人、設儀仗、鳴鼓角來迎。
— 魏徴 『隋書倭國傳』 青空文庫
その前に、香華が供えてなければ、野原の小さな起伏の一つとしか見えないが、前にも誰か、備前の小徳利に何か供えてあるし、右門も今、香華を持ってそこへ来て跼みこんだのである。
— 吉川英治 『柳生月影抄』 青空文庫
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小徳(しょうとく)は、604年から648年まで日本にあった冠位である。冠位十二階の第2で、大徳の下、大仁の上にあたる。
出典: 小徳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0