妹婿
いもうとむこ
名詞
標準
the husband of one's younger sister
文例 · 用例
無病息災を売物のようにしていた妹婿の吉田が思いがけない重患に罹って病院にはいる。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
妹婿は日曜などにはよく家内連れで方々へ遊びに出た。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
そこらの氷店へはいって休んだ時には、森の中にあふるる人影がちらついて、赤い灯や青い旗を吹く風も涼しく、妹婿がいつもの地味な浴衣をくつろげ姪にからかいながらラムネの玉を抜いていた姿がありあり浮ぶ。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
帰って来ての話に、無心したところ、妹婿が出て応待したが、訳のわからぬ頑固者の上に、いずれはこの家の財産は養子の自分のものと思ってか随分けちんぼと来ていて、結局鐚一文も出さなかった――と、柳吉はしきりに興奮した。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「別れておっても、去り状はやってないから、やっぱり夫婦、舅殿の讐も打たし、妹婿の讐も打たす」 直助はお袖を云いくるめた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
職人風情を妹婿に持つたとて、姉の見得にも手柄にもなるまい。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
「モウ、これからは何もかもアンタの思い通りにしなさい」 それから混雑の中を押し分け押し分け妹婿や、養子達に一々、この事を報告してまわった。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
尾エ氏は父を安右衞門と云つて、孝高の妹婿である。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
作例 · 標準
私の妹婿は、IT企業でエンジニアとして働いています。
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父は、酒を酌み交わしながら妹婿と楽しそうに話している。
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週末、妹婿が釣ってきた魚をみんなでご馳走になった。
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