善は急げ
ぜんはいそげ
表現
標準
move with haste (when you have no doubts)
文例 · 用例
塔を擔いで來た武村兵曹は息を切らしながら大佐に向ひ『大佐閣下、鐵車も見事に出來ましたれば、善は急げで今から直ぐと紀念塔を建てに出發しては如何でせう、すると氣も晴々しますから。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
善は急げとか云いますから、一日も早く御婚礼を済まして、妾も安心したいと思うのですが……。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
善は急げでごわりまするで。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
善は急げ、というユウモラスな言葉が胸に浮んで、それから、だしぬけに二、三の肉親の身の上が思い出され、私は道のつづきのように路傍の雑木林へはいっていった。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
「聞き入れてくださいますか、これは有難い、では、善は急げじゃ、今晩の中に仮祝言をしてください」 長者は喜んで家の者に命じて座敷の用意をさした。
— 田中貢太郎 『鮭の祟』 青空文庫
善は急げじゃ」 酒のまわり工合もあったであろう。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
何はともあれ善は急げ。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
善は急げ……」「今度は又木の三倍ぐらい掛けて来やい」「ウン。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
「ずっと気になってたお店でしょ?善は急げだよ、今すぐ予約の電話を入れちゃいなよ。」
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些細なことで喧嘩してしまった親友に謝るなら、善は急げと思って、その日のうちに会いに行った。
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良いアイデアを思いついたら、他人に先を越される前に善は急げでプロトタイプを作ってしまうのが私の流儀だ。
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