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名詞
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標準
文例 · 用例
沢瀉久孝博士をして「何デー」「何デー」「ナンデイ」「ナンデイ」「ナニヲ云ッテヤガルンデイ」、日の神の「日」という美しい言葉を持ちながら何を苦しんで「デー」などという紅毛の国のダミ言葉を使うのかと慨させるのも誠に道理がある。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
」と、老優|市村羽左衛門が慨したのも、西欧の文人フランスが嘆いたことも、所詮は人間のために、神が万物を造ったという聖書の記事を、人間のエゴイズムに前提した苦情にすぎない。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
權力の祥雲に乘つて居ながら、常にほろしい恚怒に燃え、不斷の爭鬪のために牙をむいてる。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
感傷必ずしも哀傷にあらず、怒も歡喜もその極に達すれば涙ながる、然れども涙なきものは感傷にあらず。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
併しあとになつて私はいつも騙された人の怒と慚愧と失望とを感ぜずには居られない。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
たとえば我が王朝の歌人|在原業平は、日本無比な情熱的な恋愛詩人で、かつ藤原氏の専横に鬱しつつ、常に燃ゆる反感を抱いていた志士であり、あたかも独逸の詩人ハイネに比すべき人であったが、彼の和歌はそれ程でなく、人麿や西行に比し、二流であることを免かれない。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
そして支那の詩の多くのものが、沈痛無比な響を以て人生を慷慨悲していることぞ。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
故に支那の文学は、昔から叙事詩的な情操に富み、詩人は常に慷慨悲している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫