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異類異形

いるいいぎょう
名詞
1
標準
strange-looking creatures
文例 · 用例
……いづれも差置いた荷の恰好が異類異形の相を顯したのである。
泉鏡太郎 露宿 青空文庫
笛、太鼓に鉦を合わせて、トッピキ、ひゃら、ひゃら、テケレンどん、幕を煽って、どやどやと異類異形が踊って出でた。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
衣冠にて馬上に見ゆるもあり、或は竜に乗り雲に乗り、或は犀象のたぐひに打乗り、白き装束なるもあり、赤き青き色々の出立にて、其姿も亦大なるもあり小きもあり、異類異形の仏神空中にみちみちて東西に飛行し玉ふ。
太宰治 津軽 青空文庫
」 工學士は附けたして、「……祠の其の縁の下を見ましたがね、……御存じですか……異類異形な石がね。
泉鏡太郎 人魚の祠 青空文庫
しかし、硝子を飛び、風に捲いて、うしろざまに、緑林に靡く煙は、我が単衣の紺のかすりになって散らずして、かえって一抹の赤気を孕んで、異類異形に乱れたのである。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
この水墨の薄明りの中に、或は泣き、或は笑ふ、愛すべき異類異形である。
芥川龍之介 支那の画 青空文庫
「待つてゐるから、この車へ乗つて来い――この車へ乗つて、奈落へ来い――」と云ふ語がそれと同時に、喉をしめられるやうな呻き声に変つたと思ひますと、やつと良秀は眼を開いて、針で刺されたよりも慌しく、矢庭にそこへ刎ね起きましたが、まだ夢の中の異類異形が、※の後を去らないのでございませう。
芥川龍之介 地獄変 青空文庫
「待つてゐるから、この車へ乘つて來い――この車へ乘つて、奈落へ來い――」と云ふ語がそれと同時に、喉をしめられるやうな呻き聲に變つたと思ひますと、やつと良秀は眼を開いて、針で刺されたよりも慌しく、矢庭にそこへ刎ね起きましたが、まだ夢の中の異類異形が、※の後を去らないのでございませう。
芥川龍之介 地獄變 青空文庫
作例 · 標準
夜の暗闇の中、森の奥から異類異形のものが現れたような気がした。
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その美術館の現代アートは、異類異形のオブジェが多くて興味深かった。
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昔話に出てくる鬼は、しばしば異類異形の姿で描かれる。
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