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青猫

あおねこ
名詞
1
標準
文例 · 用例
僕の第二詩集「青猫」は、その惑溺の最中に書いた抒情詩の集編であり、したがつてあのショーペンハウエル化した小乗仏教の臭気や、性慾の悩みを訴へる厭世哲学のエロチシズムやが、集中の詩篇に芬々として居るほどである。
萩原朔太郎 ニイチェに就いての雑感 青空文庫
私の如きものは、みじめなる青猫の夢魔にすぎない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
そこで漸やく一册に集つたのが、この詩集『青猫』である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
けれども全體として言へば、矢張書銘の『青猫』といふ感じが、一卷のライト・モチーヴとして著者の個性的氣稟を高調して居るやに思ふ。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
即ち「幻の寢臺」、「憂鬱なる櫻」、「さびしい青猫」、「閑雅な食慾」、「意志と無明」、「艶めける靈魂」他詩一篇である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
「さびしい青猫」以下の章に收められた詩は、何れもこの二三年來に於ける最近の收穫である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
青猫この美しい都會を愛するのはよいことだこの美しい都會の建築を愛するのはよいことだすべてのやさしい女性をもとめるためにすべての高貴な生活をもとめるためにこの都にきて賑やかな街路を通るのはよいことだ街路にそうて立つ櫻の竝木そこにも無數の雀がさへづつてゐるではないか。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
さびしい青猫ここには一疋の青猫が居る。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫