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来降

らいごう異読 らいこう
名詞
1
標準
advent
文例 · 用例
八十歳になったゲーテが、十八歳の娘に求婚して断られた時、彼はファウストの老博士を想念し、天を仰いで悪魔の来降を泣き呼ばった。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
それ以来降っても照っても頑強に押しかけて来たので、翁もその熱心に愛でたものであろう、叱り叱り稽古を付けてやったが、翁が歿前かなりの重態に陥って、稽古を休んでいる時までも毎日毎日執拗に押かけて来て、枕元で遠慮なく本を開いて謡い出したので、とうとう翁が腹を立てた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
越えて天正十八年三月、自ら大軍を率ゐて北條氏を小田原に攻囲して之を滅し、関東を平定したが、その陣中に、奥羽の雄伊達政宗が来降し、こゝに天下は全く統一したのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
樹々は、先日来降りつんだ雪を枝も折れそうなほど担っていた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
うちこわしの夜一 百姓一揆が鎮まって、浅間山が小爆発をし、それの麓に建てられてあった、田沼の山屋敷が破壊し埋ずもれ、それを最後に降っていた灰も、爾来降らなくなってしまった。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
「ようよう女神のご来降だ」一人の杣夫が喚き出した。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
彗星来降の実況は晴天なるにかかわらずついに何ごとをも感ずることができなかった。
石原純 左千夫先生への追憶 青空文庫
作例 · 標準
救世主の来降を待ち望む人々が、祈りを捧げている。
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神が天から来降し、人々に奇跡をもたらしたという伝説がある。
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歴史的な偉人の来降は、その時代の大きな転換点となった。
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