一番手
いちばんて
名詞
標準
first person (to do)
文例 · 用例
日本では震災後、東京に飲食店が夥しく殖えたが、それは飲食店開業が一番手早くて、どうにかやって行けるからだと聞いた。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
抽象的な議論よりも、まず一番手近な自分自身の経験を語る方が学生諸君のために、却って参考になるかもしれないと思って、同僚先輩には大いに笑われるつもりでこんなことを書いてしまった。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
」 一番手近の、グドコーフの家から、三四人同年兵が出て行った。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
虹吉が満足したのは、彼の本能的な実弾射撃が、てき面に、一番手ッ取り早く、功を奏したからである。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
彼らは、きまって自分の家の周りに、一番手近かに飲食料の貯蔵所、家畜、野菜畑、果樹園を置き、次に穀物畑、葡萄畑、次に牧場、最後に小さな灌木の密林(野鳥獣を棲息させて、時折りこれを捕ったり、家具を作る木材を得る)という順に置いて、一幅の風景画のように、各家庭が散在しております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」「おツ母さん、何か」と、諭鶴はあまへた鼻聲を出しながら、一番手前の障子の隅を少し明けた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
或日、武将達が集って、建武中興で一番手柄のあった者は誰だろうと議論があった。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
花が、この不快な気分を一番手早く柔らげます。
— 牧野信一 『趣味に関して』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
first place
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4