シンボライズ
シンボライズ
名詞動詞-サ変
標準
symbolize
文例 · 用例
「骨董品の埃……」と、何氣なく私は呟いたが、その埃に埋もれかけてゐる先生の身を氣の毒に思ふよりも、寧ろ多くの人間のみじめさをシンボライズしてゐるやうな先生の姿が、一ツの irony として私の胸に迫つて來た。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
鬼には、地獄に住んでいる一種の巡査としての鬼と、現世の深山、たとえば、丹波の大江山等に住んでいるこの半人半怪の惨酷なる奴と、もっと幽霊らしい、死して鬼となるといったような一種の悪霊としての鬼と、悪気災難、病気等をシンボライズする一種の悪鬼等があるようである。
— 岸田劉生 『ばけものばなし』 青空文庫
鮎の味品はまことにこの言葉をシンボライズしているのではあるまいか。
— 佐藤垢石 『香魚の讃』 青空文庫
そして神話も天皇紀も、ダブリにダブらせて、その重大なことを、あの神様、あの天皇、あの悪漢にと分散してかこつけて、くりかえし、くりかえし、手を代え、品を代えて多くの時代の多くの人物にシンボライズした。
— 飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
禾本科の立派な立てもので秋をシンボライズして居り、これなくば秋の景色は平凡化するといっても誣言ではあるまい。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
ススキ、それは我邦広く野となく山となく到る処に熾んに生い茂りて、秋をシンボライズする。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
英帝国主義の一大敵国にまで発展した新興ドイツをシンボライズする、一万九千三百六十一トンの「カイゼル・ウィルヘルム二世」がそれである。
— 服部之総 『黒船前後』 青空文庫
だから、インテリくさいって、いうのさ」「でも革命の情熱が、赤旗にシンボライズされていて不自然じゃないわよ。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
作例 · 標準
白い鳩は平和をシンボライズする鳥として世界中で知られている。
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その彫刻は、街の復興と希望をシンボライズしている。
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彼は自身の信念をシンボライズしたバッジを常に身につけている。
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