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上物

うわもの
名詞
1
標準
fixture (on a property; e.g. house, tree)
文例 · 用例
竿は二本継の、普通の上物でしたが、継手の元際がミチリと小さな音がして、そして糸は敢えなく断れてしまいました。
幸田露伴 幻談 青空文庫
すると大神は手を打ってお喜びになり、その献上物をすっかりお受けいれになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
礼式でも無駄なのは廃してしまえというので、精神上物質上充実されたものでなければ人が相手にしなくなるのは当り前であります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
「このビールが、ここの鵞鳥と同じくらい上物なら、言うことなしだ。
THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 蒼炎石 青空文庫
その時には将軍家に種々の献上物をするのは勿論ですが、係りの諸役人にもそれぞれに土産物をくれます。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
駿府の城ではお目見えをする前に、まず献上物が広縁に並べられた。
森鴎外 佐橋甚五郎 青空文庫
姉は今年十五になり、弟は十三になっているが、女は早くおとなびて、その上物に憑かれたように、聡く賢しくなっているので、厨子王は姉の詞にそむくことが出来ぬのである。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
「えい、一両で二十八文のおかえしイ」「さらしの上物一反――」「こちらは黄八丈のどてら地イ――」 しかし、そのとき、ふと右門の目をひいたものは、そこの帳場ごうしの向こうにそろばんをぱちぱちとはじきながら、手が八本あっても忙しくてたまらないといいたげに、しきりに金勘定をやっている若者でありました。
身代わり花嫁 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
例句