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飯匙

いいがい
名詞
1
標準
rice spoon
文例 · 用例
また、石匙といふものがありますが、昔の人の天狗の飯匙といつてゐたものです。
濱田青陵 博物館 青空文庫
此の如き石器を俗に天狗の飯匙と呼ぶ。
坪井正五郎 コロボックル風俗考 青空文庫
各種の皿は最上等の品で、飯皿と大きな飯匙とは陶器、酒入れは豪奢に細工をした金属、盃は美事な漆器であった。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
ヘラすなわち飯匙はその権力の象徴であり、食物の分配はただヘラ取り、すなわちオカタ殿のみの掌るところであり、誤ってその席を侵したアネ子などは、それだけでも離縁せられるに十分な理由があった。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
お兄さんは上の級にいられて、成績はいいがいたずらだといわれていました。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
それァいいがいったい手前、なんでその髷結やがった。
正岡容 寄席 青空文庫
いいがいのなき味方どもよ」 勝入は、徒歩だちになって、小高い所へ立ち上がり、寂として、人影まばらな周囲にたいし、憤然と、怒号していた。
第十分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
食卓には、漆塗りの飯匙が置かれ、炊き立てのご飯がよそわれた。
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この料亭では、伝統的な木製の飯匙を使い、一粒一粒を大切にするようにご飯を盛り付ける。
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博物館では、江戸時代の家庭で使われていたであろう飯匙が展示されており、当時の食生活を偲ばせる。
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炊飯器からご飯をよそう際は、飯匙の腹ではなく、刃の部分を使い、米粒を潰さないように優しくかき出すのがコツだ。
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