順天
じゅんてん
名詞
標準
文例 · 用例
「まあ大学か順天堂へでも行って診ておもらいなすった方がいい。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
此碑は良郷より宛平県に、宛平県より順天府に入つて、信国祠の壁に甃せられてゐるさうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
私たちはそれから壱岐坂へおりる路と平行した右側の焼け残った路を往って、順天堂のあたりから水道橋の手前まで一撫でにした火の跡を見て引き返した。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
本郷の方にちょっと用事があったので、それへ廻り道をして大学の正門前へ出、それから電車通りを往って、二日の日に一度見ている本郷の焼け跡の灰を見ながら、若竹の前を通って順天堂の手前へ出た。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
三 十月の初めになって、僕は東京中学校(今はもうないようだ)と順天中学校との五年の試験を受けた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
東京中学校のも順天中学校のもその最後の第三回目の生徒募集の時だった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
しかし、万一の時にはと思って、少し早くからはじまる東京中学校のは自分で受けて、順天中学校のは換玉を使うことにきめた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
そして僕はそのお蔭で順天中学校の五年級にはいった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
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出典: 順天 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0