焼き上がる
やきあがる
動詞
標準
文例 · 用例
ケーキはそのベルトいっぱいに並べられ、この五百メートルの間を流されていくうちに、焼き上がる仕掛けになっている。
— 中谷宇吉郎 『桃林堂の砂糖づけ』 青空文庫
焼き上がるたび、福太郎は、幾つかの品を、黙って、藤吉郎の書院の縁先へならべておいた。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
中に入ってテリヤキチキンバーガーとモスチーズバーガーを注文し、オレンジ色の番号札をもらって空いているスツールに坐り、ハンバーガーが焼き上がるまで待った。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
鼈四郎は白木綿で包んだ鼈を生埋めにする熱灰を拵える薪の選み方、熱灰の加減、蒸し焼き上る時間など、慣れた調子で苦もなくしてみせ、蛍雪は出来上ったものを毟って生醤油で食べると近来にない美味であった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫