幻辞.com

痩躯

そうく
名詞名詞-の形容詞
1
標準
lean figure
文例 · 用例
鏡に写った自分のすぐ隣の椅子に、半白で痩躯の老人が収まっている。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
起て、其の痩躯をかつて、袖を翳して病魔に楯せよ。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
着物も帯も氏の痩躯長身にぴったり合っている。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
そして、ビイルのコツプ片手に立ち上ると、彼は少しよろめきながら、その丈高い痩躯を私の卓に近附けて來た。
南部修太郎 霧の夜に 青空文庫
そのように、きっぱり打ち明けて呉れるSさんの痩躯に満ちた決意のほどを、私は尊いことに思った。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
」 痩躯、一本の孟宗竹、蓬髪、ぼうぼうの鬚、血の気なき、白紙に似たる頬、糸よりも細き十指、さらさら、竹の騒ぐが如き音たてて立ち、あわれや、その声、老鴉の如くに嗄れていた。
太宰治 喝采 青空文庫
彼方はるかに白浪の咆ゆる所、檣折れ舷砕けたる廃船の二つ三つ漂へるはバルチツクの海ぞ、そこの岸辺に近く、嘗て実弾の祝砲を見舞はれたる弾痕の壁の下、薄暗き深宮に潜々乎として其妻と共に落涙又落涙、悲しげなる声をあげて祈り、祈りては又泣く一箇|蒼顔痩躯の人を見ずや。
石川啄木 閑天地 青空文庫
何となれば、一昨年早春、病骨を運んで故山に隠れし時を始めとして、爾来この帽子の行く所、必ず随所に我も亦寒木の如き痩躯を運び行けば也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
作例 · 標準
痩躯だが、そのバレエダンサーの動きは驚くほど力強かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は学生時代から痩躯で、あまり運動が得意ではなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その老詩人は、痩躯ながらも、内に秘めた情熱を語る目は輝いていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite