随縁
ずいえん
名詞
標準
文例 · 用例
…… さて、随縁と申すは、妙なもので、あなたはその頃、鬼ごっこ、かくれん坊――勿論、堂裏へだけはお入りなさらなかったであろうが、軍ごっこ。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
いよ/\皈ります、随縁去来だ。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
随縁随喜の心境、――あるがままをうたへ。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
その真理から出立して、都会的生活を送る凡ての男女は、両性間の引力に於て、悉く随縁臨機に、測りがたき変化を受けつゝあるとの結論に到着した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
其住み方の色々を随縁臨機に楽しむのも余裕である。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
その真理から出立して、都会的生活を送る凡ての男女は、両性間の引力に於て、悉く随縁臨機に、測りがたき変化を受けつつあるとの結論に到着した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
屁を勘定するのは人身攻撃の方針で、屁をひるのは正当|防禦の方針で、こうやって観海寺の石段を登るのは随縁放曠の方針である。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
ゆえに聖人は妙物をもって言をなす、云云」と)(『弘明集』)宋宗炳明仏論曰、群生之神、其極雖斉而随縁遷流、成妙矣、既本立於未生之先、則知不滅於既死之後矣。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫